青森市民体育祭・青森市弓道祭

 去る10月10日体育の日に第52回青森市民体育祭・平成28年度青森市弓道祭が開催されました。青森市内の高校弓道部員141名と一般(大学弓道部員と当連盟の会員)17名が参加しました。

 本大会は競射の仕方が少し変わっています。初めに直径36㎝の的(いわゆる尺二的)で一手二本、次に直径24㎝の的(八寸的)で二本、次に金的(直径9㎝、三寸的)を一本射ます。だんだん的が小さくなっていくわけです。尺二的は一本中てると2点、八寸的は一本3点、金的は5点となっていて、合計点数で順位を決めます。的が小さくなるに従い中った時の点数が高くなりますのでで、尺二的でしくじっても後で挽回できるチャンスがあります。

 金的を射た後、最後に射割りを行いました。射割りとは1辺が10㎝程の正方形の木の板の的を射ることで、本大会では一人一本しか射ることができません。この射割りは中っても点数はもらえませんが、射割り賞として景品がもらえます。入賞を逃した人でも最後の最後に射割り賞を狙う楽しみがあるわけです。射割りは中てるとパカーンと板が割れて破片が飛び散り、なかなか爽快感があります。

 結果ですが、高校生の優勝者は立崎嘉彦さん(12点、青森中央3年)、一般の優勝者は百瀬司さん(10点)でした。