普段の練習風景

 これまでのブログを見返してみますと、みんないつも紋付や胴着に袴姿の画像ばかりで、どうもこれでは私たちの活動が正しく伝わらないことに気が付きました。皆がそろって袴を穿くのは主に大会等行事の時だけで、普段はジャージや普段着で練習する人の方が多いのです。管理人は学生時代は必ず胴着に袴で練習をしていましたので、学校を卒業して青森市弓道連盟に入会した当初は、ジャージや普段着で練習することが横着に思えて抵抗を感じたものですが、すぐに慣れました。なんと言っても社会人は学生と違って時間の制約があるので、ジャージ等の方が着替えに時間をとられません。

 また男性であれば胴着だけは着るという人が多いです。上は胴着で下はズボンというのはちょっと妙な組み合わせになってしまいますが、この方が胴着独特の感覚そのままに練習ができます。女性の場合は矢を放つ時に弦が胸を擦ることを防ぐために革等でできた胸当てというものを胸に着けますので、わざわざ胴着を着なくてもそんなに感覚は変わらないようです。

 真冬は大会も審査も少ないので、落ち着いて癖を治したり、新しい道具に慣れるにはもってこいの季節です。この日も皆さん指導者の指導を受けながらじっくりと稽古に打ち込んでおりました。