八戸の次は函館です。去る10月6日、函館市の千代台公園弓道場において第70回五市対抗弓道大会が開催され、当連盟から神会長以下10名で参加しました。
前夜には5年ぶりに五市(小樽、札幌、八戸、函館、青森)の合同懇親会も開催されました。
大会当日は爽やかな秋晴れで、最高のコンディションでした。中盤青森は暫定1位だったのですが、終盤調子が振るわず結局的中は去年と同じ100射49中で、順位も去年と同じく3位になりました。ただ1位とは2中差、2位とは1中差と僅差で、最後の最後まで緊迫感があり良い経験になりました。
今大会では、ここのところ大活躍の新實さんが良いカメラを持ってきていて、このように離れの瞬間をとらえた画像が撮れました。左から新實五段、佐々木四段、神教士六段です。ちなみに3者とも放たれた矢は的中しています。画像をクリックすると拡大します。
黒石の次は八戸です。去る9月18日(平日です!)に櫛引八幡宮奉納弓道射会が開催され、平日にもかかわらず14チーム70名の選手が参加。当連盟からは選手5名応援1名計6名が参加しました。
本大会は櫛引八幡宮の秋季大祭に合わせて行われるため、平日開催となりましたが、昨年参加した会員が「仕事休んでも行く価値がある」というので、不詳管理人も有給休暇をとって初めて参加しました。
しめ縄が張り巡らされた射場に立って、奉納射会の意味が少し分かった気がしました。西郷隆盛の遺訓に「人を相手にぜず天を相手にして己を尽くし、自分の誠の足りないことを反省せよ」という意味の教えがあります。ここでいう天とは、おそらく儒教でいう天とか天道のことなのですが、これを神道の神様に読み替えても意味は通じるだろうと思います。他人の目とか成績とか人界の些事にとらわれずに神前で誠を尽くしてみようとすることに意義があるのでないかと思いました。
さて結果ですが、青森は団体優勝。個人も黒石で1位だった新實さんが優勝。優勝旗も頂きました。優勝旗をお預かりした以上、来年も出場せねば。
3か月ぶりのブログになってしまいました。この間に大会、審査会、講習会等いろいろありまして、どこでもみんな頑張ったのですが、管理人の独断でこのうち3つの大会のご報告をしたいと思います。
まず初めに8月11日に開催されました黒石市長杯争奪よされ祭弓道大会。前日には他県から講師をお招きして講習会が行われたとのことで、この講習会と大会に、当連盟の会員2名が参加しました。
ここ数年、同大会は猛暑の中で行われることが多く、不肖管理人は昨年身も心も弓もへたってしまったので参加しなかったのですが、当日は案外気温が上がらず良いコンディションだったそうです。画像も秋の空のような趣です。
入賞者された方々。当連盟の新實さん(後列中央)が見事男子個人1位になりました。後でこの画像を見て東北のビックネームが参加されていたことを知り、講習会から参加すればよかったと後悔しましたが後の祭りです。
賞品は黒石市の伝統工芸品である津軽こけしです。日頃稽古の時は、少しでも欲にとらわれないようにしようと思って行射しているのですが、このこけしは欲しい・・・。
去る7月21日(日)に、青森市スポーツ会館に於いて第61回青函対抗総合体育大会夏季大会弓道競技が行われました。私たちは通常「青函対抗戦」と呼んでいます。
画像は試合前に両軍一堂に会して昼食を摂っているところ。試合前ではありますが和気あいあいとした雰囲気でした。
本大会の選手は各市10名で、1人一手(2本)5回の10射、各市計100射をして的中数を競います。青森市は6連敗中で、7連敗は御免だと望んだところ、青森市66中、函館市50中で7連敗を回避することが出来ました。個人でも当連盟の長谷川和馬が10射9中で優勝しました。団体の66中という成績はここ20年の資料を確認した限りでは青函対抗戦の最高記録のようです。
競技が終わり両軍選手と大会の運営スタッフ全員で記念撮影。この後青森駅近くの居酒屋でコロナ禍で数年間途絶えていた懇親会も行われました。
長い歴史のある青函対抗戦。津軽海峡で隔てられてはいますが、お互いを意識しながら長く切磋琢磨していける仲間というのは良いものです。
去る7月7日(日)、弘前市の青森県武道館遠的弓道場において令和6年度第57回青森県弓道遠的選手権大会兼第75回全日本弓道遠的選手権大会青森県選考会が実施され、当連盟から9名が出場しました。
画像は開会式後に矢渡しをする当連盟の赤平錬士六段。蒸し暑く汗だくになりながらの矢渡しでした。
いつもの近的は的までの距離が28メートルなのですが遠的は60メートルと2倍の距離があります。的が遠いため一般に強い弓を引ける男子の方が有利と言われています。実際昔は女子の遠的は60メートルではなく50メートルだったそうです。しかし今回出場した当連盟の女性選手の中に初出場の方がおりましたが結構中りました。これまで初めて遠的大会に出場した女性が一本も的に中らず意気消沈してしまうのを何度か見てきたので少し心配していたのですが、杞憂であったようです。
この遠的の魅力は、遠くに矢を飛ばす爽快感にあります。近的では硬くなって思うように矢を離つことが出来ない人でも、遠的は的より距離が意識されるためか案外伸びやかに弓を引くことが出来たりします。
近的と遠的では弓の引き方が異なるところがありますが、遠的で体感した伸びかやな射を、近的でも活かしたいものです。
去る6月16日に秋田県武道館弓道場に於いて第77回東北弓道大会は開催され、当連盟から7名が出場しました。
画像の前射場の3名は男子団体“青森α(アルファ)”チーム。若手で構成されたチームでしたが上位4チームに残る健闘ぶりでした。結局4位で惜しくも入賞を逃してしまいましたが、これからの活躍が楽しみです。またαチーム落の新實選手が個人戦で5位に入賞しました。団体も個人も東北の強者ぞろいの大会で大健闘であったと思います。
最後に参加者全員でパチリ。女子団体の青森Ω(オメガ)チームと男子個人戦に出場した一人だけ毛色の違うおっさん(私w)は残念な結果でしたが、他地区の選手からいろいろ学ぶことがあったと思います。負けてもこういう経験を糧にして、これからも各々の目標に向かって挑戦し続けていきたいと思います。
5月19日(日)に五戸町立公民館体育センター特設弓道場に於いて第41回五戸弓道大会が開催され、青森からは多分初出場で4名(出身地の選手として参加した選手1名を加えると5名)で臨みました
出場者は県南地方の方を中心に団体16チーム個人3名の男女48名。一人四つ矢3回と他の大会より矢数が多いのが本大会の特徴です。開会式では若宮町長がご臨席されスピーチもいただきました。
特設会場は壁とか柵がなく開放的で選手の射が良く見えました。
結果、団体で青森チーム(来栖、長谷川、新實)が優勝。個人では新實が優勝、長谷川が2位という、自画自賛になってしまいますが素晴らしい成績でした。
去る3月3日(日)、青森市スポーツ会館弓道場にて第50回県下六地区弓道大会が開催されました。
六地区弓道大会における青森地区選手10名は通常青森市弓道連盟とむつ弓道会の会員で構成されますが、今回の選手はむつ弓道会さんの都合がつかず全員青森市の会員になりました。選手10名中7名は青森市弓道連盟入会1年未満で初出場という布陣でしたが(そのうち1名は弓道経験1年未満)昨年に引き続き3位に入賞できました。また長谷川和馬選手が射道優秀賞に選ばれました。長谷川さんはこの1年間に出場した諸大会で3度目の射道優秀賞の受賞です。
皆さん晴れやかな表情ですが、今大会は半数の選手が日頃の腕前を発揮できませんでした。大いに反省して修練を積んで次回は2位以上を目指したいと思います。
青森地区Aチーム
青森地区Bチーム
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